よくある質問(Q&A)
〒103-0012東京都中央区日本橋堀留町1丁目10-14いちご人形町ビル1階
03-6810-9115
よくある質問(Q&A)
鎮静剤を使用することで、多くの方が「ウトウトと眠っているような状態」で、嘔吐反射(オエッとなること)を抑えて検査を受けられます。
苦しさの主な原因は、カメラが喉を通る際の「咽頭反射」と、それに伴う緊張・不安です。当院では鎮静剤を用いてこれらの負担を和らげる「苦痛に配慮した内視鏡検査」を提供しており、過去につらい思いをされた方にも推奨しています。
当院では、鎮静剤を用いてウトウトと眠っているような状態で検査を受けていただくことが可能です。
「痛いのが怖い」「嘔吐反射が強い」という方には鎮静剤の使用をご提案しています。患者様の体格・年齢・既往歴に合わせて薬剤の種類と量を細かく調整し、安全かつ安楽な検査環境の提供に努めております。※全身麻酔とは異なり、呼吸はご自身で行う安全性の高い鎮静法です。
個人差はありますが、検査終了後、30分〜1時間ほどお休みいただくと意識がはっきりと戻ります。
直後は眠気や足元のふらつきが残る場合があるため、院内の専用リカバリールームでゆっくりと休憩していただきます。完全に覚醒してからのご帰宅となりますが、当日の重要な判断(契約や商談等)はお控えください。
事故防止のため、鎮静剤を使用した当日の車・バイク・自転車の運転は厳禁です。必ず公共交通機関をご利用ください。
ご自身では「覚めた」と思っていても、反射神経や判断力が一時的に低下しているリスクがあります。安全のため、来院・帰宅手段は電車やバス、タクシー等を手配してください。当院は日本橋・人形町駅からの近さはもちろん、神田や東京駅(八重洲)・秋葉原方面からもアクセス良好な立地です。
「精度の高さ」と「苦痛の少なさ」を両立するため、当院では鎮静剤を使用した「口からの胃カメラ(経口内視鏡)」を推奨しています。
鼻からのカメラ(経鼻)は意識がある状態での嘔吐反射が少ないのがメリットですが、鼻腔が狭いと痛みが出たり、カメラが細いため画質や処置能力が経口に劣る場合があります。当院では高画質スコープを使用しつつ、鎮静剤で苦痛を和らげることで、経鼻以上の快適さと正確な診断を目指しています。
検査自体は5〜10分程度ですが、前処置や鎮静後の休憩を含め「全体の滞在時間は1時間半程度」を見込んでください。
カメラが入っている時間は短いものの、事前問診・鎮静後のリカバリータイム・結果説明のお時間が別途必要です。スケジュールには余裕を持ってご来院ください。お急ぎの場合は、事前にスタッフまでご相談いただければ可能な限り配慮いたします。
胃に食べ物が残っていると検査ができない危険性があるため、速やかに当院までお電話でご連絡ください。
胃の中に食べ物があると、病変が隠れて正確な診断ができないだけでなく、検査中に嘔吐し、気管に詰まる(誤嚥性肺炎)リスクが高まります。食事を摂ってしまった場合は、安全のために検査時間の変更や別日程への延期が必要となります。
水・お茶など透明な水分は検査1時間前まで摂取可能です。お薬は種類によって服用・休薬の指示が異なります。
特に「糖尿病薬」は低血糖のリスクから休薬が必要です。また、「血圧の薬」や「血液をサラサラにする薬」は自己判断での中止・服用が危険な場合があるため、必ず事前問診でお薬手帳をご提示いただき、医師の指示に従ってください。
胃の粘膜には痛みを感じる神経がほとんどないため、組織を採取しても痛みを感じることはありません。
生検は、見た目だけでは良性・悪性の判断が難しい場合や、病気の原因の特定のために行う確定診断のための重要なステップです。「痛そう」と心配される方がいますが、検査中に気づかないうちに終了します。当院では画像強調内視鏡システム等を駆使し、必要な場合にのみ的確に組織検査を行います。
はい、まずはご相談ください。「怖い」というお気持ちに寄り添い、鎮静剤を用いて恐怖心や嘔吐反射を取り除くプランをご提案します。
過去のトラウマや嘔吐反射への不安は、適切な鎮静コントロールで和らげることが可能です。「寝ているような状態で終わらせてほしい」と事前にお伝えいただければ、最大限配慮いたします。不安を抱えたまま放置し、病気が進行してしまうことを防ぐため、お気軽にご来院ください。
カメラが通過した刺激により、数日間喉のイガイガ感が出ることがありますが、通常は自然に治まります。
一時的なものですので過度な心配はいりませんが、もし強い痛みや吐血が見られる場合はすぐにご連絡ください。検査直後のご飲食は、まずは少量の水を飲んでむせないか確認してからゆっくりとスタートしてください。
画像で見える範囲の結果は検査当日に医師から説明します。生検(組織検査)を行った場合、最終的な病理結果は約2週間後となります。
ポリープや炎症の有無はその場でモニターを見ながら分かりやすく解説します。組織を採取した場合は、専門機関での詳しい解析が必要となるため、結果が出るまでに約2週間のお時間をいただいております。次に何をすべきかも含め、専門医が丁寧にお伝えします。
少量の飲酒であれば検査可能な場合もありますが、ベストなコンディションで検査精度を高めるため、前日の飲酒はお控えください。
アルコールは胃酸の分泌を増やしたり、胃粘膜の血管を拡張させたりと、胃の状態を変化させてしまいます。また、鎮静剤の効き方が不安定になるリスクもあります。正確な診断の妨げや鎮静剤への影響が懸念されるため、飲酒してしまった場合は必ず事前(または受付時)にスタッフへお申し出ください。
はい。平日お忙しい方のために、土日も内視鏡検査枠を設けております。
「検査を受けたいけれど休めない」という理由で発見が遅れるのを防ぐため、週末の診療体制を整えています。日本橋・人形町エリアにお勤めの方はもちろん、神田・東京駅・秋葉原などのビジネス街からもアクセスしやすいため、休日を有効活用して検査を受けに来られる方が多数いらっしゃいます。人気枠のため、WEBからの早めのご予約をおすすめします。
逆流性食道炎の可能性が高いと考えられます。専門的な診断と治療のためには「消化器内科」をご受診ください。
胸やけ、呑酸(酸っぱいものが込み上げる)、喉のつかえ感は典型的な症状です。ただし、まれに狭心症などの心疾患や、食道がんなどが隠れている場合もあるため、自己判断での放置は危険です。
当院は日本橋・人形町エリアはもちろん、神田や東京駅(八重洲)方面からもアクセスしやすいため、お仕事帰りや隙間時間に専門医による診断を受けて安心される方が多くいらっしゃいます。
軽症であれば食事や生活習慣の改善のみで良くなることもありますが、炎症を確実に早く治癒させるには「内服治療(胃酸を抑える薬)」の併用が一般的です。
「食後すぐに横にならない」「腹圧をかけない(猫背の改善、ベルトをきつく締めすぎない)」「適正体重への減量」が生活改善の基本です。しかし、すでに食道の粘膜にただれ(びらん)が生じている場合は、薬で胃酸を抑えて粘膜を治癒させることが最優先となります。当院では、患者様のライフスタイルに合わせた無理のない治療計画をご提案します。
はい、その可能性は十分にあります。胃酸が喉の奥まで逆流することで、長引く咳や声がれ、喉の違和感(ヒステリー球)を引き起こすことがあります。
「風邪薬を飲んでも咳が治らない」「喉に何かがつっかえている感じが続く」といった症状で、耳鼻咽喉科や呼吸器内科から紹介されて受診されるケースも多く見られます。胃カメラ(内視鏡検査)で食道や喉の状態を直接確認することで、逆流性食道炎が原因かどうかをはっきりさせることができます。
必ずしも一生飲み続ける必要はありません。症状のない状態(寛解)を維持できれば、医師の指導のもとで減薬や休薬が可能です。
症状が良くなったからといって自己判断で急に薬をやめると、胃酸の分泌がリバウンドして悪化することがあります。「強い薬からマイルドな薬へ」「毎日の服用から症状がある時だけの服用(オンデマンド療法)へ」と段階的に調整していくのがセオリーです。当院では「お薬に頼りすぎない生活」を目標に、一緒に調整を行います。
脂っこい食事、アルコール、香辛料、甘いもの、カフェイン(コーヒーなど)、酸味の強い果物などは、胃酸の分泌を促したり逆流を招きやすいため注意が必要です。
これらの食品を「絶対に食べてはいけない」と過度に制限するとかえってストレスになるため、「寝る前3時間は食事を控える」「腹八分目にして胃をパンパンにしない」といった食べ方の工夫がより重要です。まずはご自身の症状が出やすい食品やパターンを把握し、できるところから見直していきましょう。
長期間にわたって食道の炎症が続くと、食道の粘膜が変質する「バレット食道」と呼ばれる状態になり、将来的に一部の食道がん(バレット食道がん)のリスクが高まることが知られています。
「たかが胸やけ」と放置せず、症状が続く場合は一度は内視鏡検査(胃カメラ)で食道の状態を確認することが重要です。当院ではBLI/LCIという画像強調技術を用いた高精細な内視鏡検査を行っており、バレット食道や早期のがん変化を見逃さない丁寧な診断に努めています。
無理に最初から検査を行わず、まずは丁寧な問診と胃酸を抑えるお薬の処方から治療を始めることも可能です。
恐怖心が強い方に無理な検査は決してお勧めしません。ただし、症状が長引く場合は原因を確かめることが安心への近道です。当院では鎮静剤を使用し、ウトウトと眠っているような状態で苦痛に配慮した内視鏡検査を行っています。「これならもっと早く受ければよかった」と言っていただけることが多いため、検査へのご不安も含めてまずはご相談ください。
はい、ストレスや暴飲暴食などの食生活は急性胃炎の大きな原因の一つです。ただし、ピロリ菌や痛み止め(NSAIDs)など他の要因が隠れていることも少なくありません。
「ただのストレスや食べすぎ」と自己判断して放置するのは注意が必要です。実はピロリ菌感染による慢性的な胃粘膜の荒れがベースにあったり、常用している鎮痛剤が胃を荒らしているケースも多く見られます。当院では丁寧な問診と検査を通じて「本当の原因」をしっかりと突き止め、根本的な治療を目指します。
一時的な症状であれば市販薬で軽快することもありますが、「痛みを何度も繰り返す」「黒い便が出る」「吐き気が強い」などのサインがあれば、早めに消化器内科を受診してください。
市販薬で一時的に痛みを誤魔化している間に、胃潰瘍や胃がんなどの疾患が進行してしまう恐れがあります。当院は日本橋・人形町駅からはもちろん、神田・東京駅(八重洲)エリアのオフィス街からもアクセス良好なため、「市販薬が効かない」と受診されるビジネスパーソンが多くいらっしゃいます。我慢せずに、まずは専門医にご相談ください。
みぞおちのキリキリとした痛みは胃炎の代表的な症状です。食事は胃に負担をかけないよう、うどん・お粥・豆腐など「白くて消化の良い柔らかいもの」を選ぶことをおすすめします。
胃が荒れている時は、アルコール・カフェイン・香辛料・脂っこい食事など、胃粘膜をさらに攻撃する刺激物は避けてください。数日間食事に気をつけても痛みが続く場合、アニサキスや胆石、胃潰瘍など別の疾患の可能性があるため、専門医による詳しい診断を受けることが大切です。
はい。吐き気やムカムカ感が続く場合は、他の疾患が隠れていないか確認するためにも、胃カメラで直接「胃の中の状態」を調べることを強くお勧めします。
吐き気は単なる胃炎だけでなく、逆流性食道炎やピロリ菌感染、場合によっては胃がんのサインであることもあります。「オエッとなるのが怖い」と検査をためらう方のために、当院では鎮静剤(麻酔)を使用し、ウトウト眠っているような状態で終わる内視鏡検査を行っています。不快感をできるだけ抑えながら、原因を的確に特定します。
はい、慢性胃炎(萎縮性胃炎)の多くは「ピロリ菌の感染」が原因となって引き起こされます。
ピロリ菌が長期間胃に棲みつくことで胃粘膜がダメージを受け、薄くペラペラになった状態を「萎縮性胃炎」と呼びます。この状態を放置すると、将来的な胃がん発生のリスクが高まってしまいます。ピロリ菌の検査を行い、陽性であれば「除菌治療(内服薬)」を行うことが、胃がん予防として非常に重要です。
生活習慣の乱れが再び胃に負担をかけている場合のほか、胃カメラで炎症などの異常が見つからないのに症状が続く「機能性ディスペプシア」という病気の可能性があります。
ストレスや不規則な生活に戻ることで再発を繰り返すケースは少なくありません。また、最近では見た目はきれいでも胃の働き(運動機能)が悪いために痛みやもたれを感じる「機能性ディスペプシア」に悩む方が増えています。当院では内視鏡検査で器質的な異常がないかをしっかり確認した上で、胃の働きを整える薬や漢方薬など、患者様お一人おひとりの状態に合わせた治療の調整を行います。
ご自身の症状だけで一過性の胃痛と胃潰瘍を確実に見分けるのは非常に困難です。確定診断には「胃カメラ検査」が必要となります。
胃潰瘍の代表的な症状には、食後のみぞおちの痛み、背中の痛み、胸やけなどがありますが、これらは単なる胃炎や逆流性食道炎でも起こります。「痛みが強いから潰瘍だ」「軽いからただの胃炎だ」とは限りません。当院では鎮静剤を使用し、ウトウト眠っている間に終わる内視鏡検査を行っていますので、痛みの原因を苦痛なく、かつ正確に特定することが可能です。
はい、その可能性が非常に高いです。「タール便」は胃や十二指腸からの出血を疑う危険なサインですので、至急消化器内科を受診してください。
海苔の佃煮のようなドロっとした黒い便は、胃酸と血液が混ざり合って黒く変色したもので、体内で出血している証拠です。放置すると深刻な貧血やショック状態に陥る恐れがあります。
当院は緊急性の高い症状に対して、可能な限り迅速な内視鏡検査対応を行っております。日本橋・人形町エリアはもちろん、神田や東京駅(八重洲)などのオフィス街からもアクセス良好ですので、仕事中であってもこのような症状が出た際はすぐにご相談にいらしてください。
はい、深く関係しています。潰瘍を発症する2大原因が「ピロリ菌感染」と「痛み止め(NSAIDs)の副作用」です。
ピロリ菌に感染している場合は、除菌治療を行うことで潰瘍の再発を劇的に防ぐことが期待できます。また、腰痛や頭痛などでロキソニンなどの鎮痛剤(非ステロイド性消炎鎮痛薬)を常用している方も、胃粘膜が荒れやすくなるため注意が必要です。当院では丁寧な問診と検査で原因を特定し、お薬の調整も含めた根本的な治療をご提案します。
一般的には、約6〜8週間は胃酸を抑えるお薬を飲み続ける必要があります。痛みが消えても自己判断で服薬をやめないでください。
お薬を飲めば数日で痛みは引くことが多いですが、その段階ではまだ粘膜のえぐれた傷は治りきっていません。途中で服薬をやめるとすぐに再発してしまいます。「白い傷跡(瘢痕)」になり、完全に治り切るまでしっかりと治療を続けることが重要です。専門医が治癒のゴールまでしっかりと伴走いたします。
おかゆやうどん、白身魚、豆腐など消化の良い柔らかい食事をおすすめします。避けるべきは、アルコール・タバコ・カフェイン・激辛料理などの刺激物です。
食事だけで潰瘍を治すことはできませんので、必ずお薬による治療を前提としてください。その上で、胃に負担をかけない食事を心がけることが回復への近道です。特に喫煙(タバコ)は胃粘膜の血流を悪くし、治りを遅らせる最大要因の一つとなりますので、治療中の禁煙を強くお勧めします。
良性の胃潰瘍が直接胃がんになるわけではありませんが、「一見すると潰瘍に見える胃がん」が存在するため、胃カメラでの専門的な鑑別が極めて重要です。
一見するとただの良性潰瘍に見えても、実はその中にがん細胞が隠れていること(悪性サイクル)があります。これを肉眼の見た目だけで完全に見分けるのは困難な場合があり、組織の一部を採取して調べる検査(生検)が必要です。当院では画像強調観察(LCI/BLI等)が可能な内視鏡を用い、微細な構造までしっかりと確認して診断精度を高めています。
胃カメラを受けなくても、血液検査や呼気検査などで調べることは可能ですが、「健康保険を使って除菌治療」まで行うためには、ルール上、胃カメラ検査が必須となります。
ピロリ菌の有無を調べるだけ(自費診療や人間ドックなど)であれば、血液や尿、呼気(息を吐く)検査などで手軽に確認できます。ただし、陽性だった場合に保険適用で除菌薬を処方するには、内視鏡で「ピロリ菌による慢性胃炎」があることを確認するよう国で定められています。当院では検査から除菌治療までスムーズにご案内が可能です。
最も多い副作用は「軟便・下痢」や「味覚異常」ですが、自己判断で薬を中断せず、まずは処方した医師にご相談ください。
お薬(抗生物質)の影響でお腹が緩くなったり、口の中が苦く感じたりする方が多くいらっしゃいますが、服用が終了すれば自然に治まることがほとんどです。途中で飲むのをやめてしまうと、除菌に失敗するだけでなく「耐性菌」を生み出す原因になってしまいます。ただし、発熱や血便、ひどい発疹などが出た場合はアレルギーの可能性があるため、服用を中止してすぐにご連絡ください。
「確実(100%)」とは言えませんが、お薬の種類を変えて行う「二次除菌」により、大部分の方が除菌に成功します。
近年、特定の抗生物質に耐性を持つピロリ菌が増えているため、1回目の除菌(一次除菌)の成功率は約90%と言われています。もし失敗してしまっても、お薬の一部を変更して二次除菌を行うことで、成功率はさらに高まります(二次除菌までは健康保険が適用されます)。諦めずに最後まで治療を完了させることが重要です。
お薬を飲み終わってから「約2ヶ月後(8週間後)以降」に、除菌判定の検査を行います。
薬を飲み終えてすぐに検査をすると、菌が一時的に減っているだけで「偽陰性(本当はいるのにいないと判定される)」になる可能性があるため、一定の期間を空ける必要があります。判定には、専用の袋に息を吹き込むだけの簡単な「尿素呼気試験」などを用います。当院はオフィス街からもアクセス良好ですので、お昼休みや仕事の合間に判定検査だけサッと受けにいらっしゃる方も多いです。
感染していない方に比べ、胃がんリスクは数倍〜数十倍高くなると言われています。また、除菌に成功してもリスクが「ゼロ」になるわけではありません。
ピロリ菌感染が続くと胃の粘膜が萎縮し、胃がんが発生しやすい土壌ができてしまいます。除菌治療に成功すれば、将来の胃がんリスクを大幅に下げる(約1/3程度に減らす)ことができます。しかし、除菌前に受けた胃粘膜のダメージ(萎縮性胃炎)は完全に元通りにはならないため、リスクが完全になくなるわけではありません。除菌成功後も、定期的な胃カメラ検査で経過をフォローすることが最も確実な予防策です。
大人になってからの日常生活でうつる可能性は低いですが、幼少期に親から子へ家庭内感染しているケースが多く見られます。
ピロリ菌は、胃酸の分泌が弱く免疫が未発達な5歳以下の乳幼児期に、口からの経路(唾液など)で感染すると考えられています。そのため、ご家族(特にご両親)にピロリ菌陽性の方がいる場合、同じ環境で育ったご自身もすでに幼少期から感染している可能性が高いです。無症状のまま胃炎が進行していることも多いため、一度は検査を受けられることを強くお勧めします。
症状が改善する方もいらっしゃいますが、ピロリ除菌の最大の目的は「胃がん予防」であり、必ずしもすべての不調が治るわけではありません。
除菌によって胃もたれなどがスッキリするケースもありますが、症状が変わらない場合もあります。その場合、ピロリ菌による炎症だけでなく、「機能性ディスペプシア(胃の運動機能の低下)」や「逆流性食道炎」など別の原因が隠れている可能性が考えられます。当院では除菌して終わりではなく、患者様の不快な症状が改善するまでしっかりとトータルケアを行います。
はい、その可能性が十分にあります。内視鏡で異常がないにもかかわらず胃の症状が続く状態こそが、機能性ディスペプシア(FD)の大きな特徴です。
胃カメラで「見た目(粘膜)」はきれいで異常がなくても、胃の「働き(運動機能)」や「感覚(知覚)」にトラブルが起きている状態です。気のせいではなく、治療が必要な病気の一つです。当院では「異常なし」で終わらせず、症状の原因に的確にアプローチする治療を行います。
胃の働き(運動機能)の低下や、胃が刺激に敏感になる「知覚過敏」が主な原因です。これらは、日々のストレスによる自律神経の乱れと深く関係しています。
普段なら気にならない程度の胃酸や食べ物の刺激を、脳が「痛み」や「もたれ」として過剰に感じ取ってしまう状態です。当院のある日本橋・人形町エリアや神田・東京駅周辺の多忙なビジネスパーソンに多く、過度な緊張状態や睡眠不足が発症の引き金になることが少なくありません。「メンタルの弱さ」のせいではありませんので、安心してご相談ください。
症状のタイプに合わせて、「胃の動きを良くする薬(アコファイド等)」「胃酸を抑える薬」「漢方薬」などを組み合わせて治療を行います。
アコファイド(アコチアミド)などの消化管運動機能改善薬は、胃の動きを活発にし、食後のもたれや早期満腹感を改善する効果が期待できます。みぞおちの痛みが強い場合は胃酸を抑える薬を使用し、体質改善や自律神経の調整には漢方薬を併用するなど、患者様お一人おひとりの症状にパズルのように薬を合わせることで改善を目指します。市販薬で良くならない場合こそ専門医の調整をご活用ください。
「脂っこい食事(高脂肪食)を避けること」と、「1回の食事量を減らして食事の回数を分けること(分食)」が非常に効果的です。
脂っこい食事は胃の動きを鈍くし、食べ物が胃に滞留する時間を長くしてしまいます。また、一度に満腹まで食べると胃が急激に膨らんで不快感が出やすいため、「腹六分目を1日4〜5回に分けて食べる」といった食べ方の工夫がお薬と同じくらい重要になります。よく噛んでゆっくり食べることも胃の負担軽減につながります。
自覚症状は非常に似ていますが、胃炎や逆流性食道炎は「粘膜の炎症(見た目の異常)」があるのに対し、機能性ディスペプシアは「炎症がない(機能の異常)」という明確な違いがあり、治療方針も異なります。
最も注意すべきなのは、機能性ディスペプシアだと思い込んでいたら「ピロリ菌感染」や「胃がん」が隠れていたというケースです。これらを正確に見分け、適切な治療方針を決定するためには、胃カメラによる除外診断(他の病気がないかを確認すること)が不可欠です。当院では鎮静剤を使ってウトウト眠っている間に行う苦痛の少ない検査が可能です。
治療で症状が消失し気にならなくなる方も多くいらっしゃいますが、ストレスや疲労をきっかけに症状の「波(再発)」を繰り返すことが多い病気です。
季節の変わり目や仕事が忙しい時期に再発しやすいため、治療のゴールは「一生症状がゼロであること」だけでなく、「もし症状が出ても、お薬や生活の調整ですぐにコントロールできる安心な状態」を作ることです。専門医がしっかりと伴走し、良い状態を長く保って快適な日常生活を送れるようお手伝いします。
残念ながら、早期の胃がんに特徴的な初期症状はほとんどなく、ご自身の感覚だけでただの胃痛や胃もたれと見分けることは極めて困難です。
症状が出てから受診した時点では、すでにがんが進行しているケースも少なくありません。「胃が痛いからがんかも」と来院される方の多くは胃炎や潰瘍ですが、逆に「元気だから大丈夫」と思っている方に早期がんが見つかることもあります。症状を当てにせず、定期的に胃カメラ検査を受けることだけが、確実な早期発見の手段となります。
はい、あります。むしろ「症状が全くない段階」で胃カメラ検査を受け、早期がんとして発見することこそが、完治への一番の近道となります。
早期がんであれば、お腹を切らずに内視鏡の治療(日帰りや短期入院)だけで完治を目指すことが十分に可能です。当院では、粘膜のわずかな色の違いや血管の変化を捉える特殊な光を用いた「画像強調内視鏡」を導入しており、無症状の早期がんを見逃さない丁寧な検査に全力を注いでいます。
一般的には「40歳」を過ぎたら定期検査の開始をおすすめしますが、ピロリ菌に感染している(または過去に感染していた)方は、年齢に関わらず直ちに受けるべきです。
胃がんの最大の原因であるピロリ菌に感染している方はハイリスク群となるため、20代や30代であっても早急な検査が必要です。また、血縁者のご家族に胃がんを患った方がいる場合も、人より早めの検査開始が推奨されます。当院では、患者様お一人おひとりのリスクに応じた最適な検査間隔をご提案いたします。
はい、可能性はあります。除菌治療によって胃がんのリスクを大幅に下げることはできますが、リスクが「ゼロ」になるわけではありません。
除菌に成功しても、過去の長年の感染によってすでに傷み、薄くなってしまった胃粘膜(萎縮性胃炎)からがんが発生するリスクは残り続けます(除菌後胃がん)。「除菌したからもう安心」と油断して検査を止めてしまうことが最も危険ですので、除菌後も年に1回の定期的な胃カメラ検査を継続してください。
早期発見の精度を重視するなら、圧倒的に「胃カメラ(内視鏡検査)」が優れています。
バリウム検査は胃の形や凹凸の「影」を見る検査であるため、凹凸の少ない平坦な早期がんや、わずかな色の変化を見逃してしまう限界があります。一方、胃カメラであれば胃の中の粘膜を直接カラー映像で観察でき、怪しい箇所があればその場で組織を採取して詳しく調べる(生検)ことが可能です。「カメラは苦しいから」とバリウムを選んでいる方こそ、当院の鎮静下内視鏡をお試しください。
ご指摘の「急激な体重減少」「タールのような黒い便」「進行する貧血」「食べ物がつかえる・飲み込みにくい」といった症状は、進行した胃がんを疑う非常に危険なサインです。
これらの要注意症状が出ている場合、一刻の猶予もありません。様子を見たり市販薬でごまかしたりせず、すぐに消化器専門医の診察を受けてください。当院は日本橋・人形町エリアはもちろん、神田や東京駅(八重洲)・秋葉原などのオフィス街からもアクセス良好です。お仕事よりもお体を最優先し、異変を感じたらすぐにご相談にいらしてください。
はい、ご家族に胃がんの方がいる場合は、通常よりも早めの年齢から定期検査を受けることを強くおすすめします。
これは単に遺伝的な体質というだけでなく、幼少期に親から子へ「ピロリ菌」が家庭内感染し、家族間で同じ胃がんリスクを共有しているケースが非常に多いためです。「がん家系だから」と諦めるのではなく、まずはご自身がピロリ菌に感染していないかチェックし、適切な間隔で検査を行うことが、がんの連鎖を断ち切る第一歩となります。
「怖い」と感じるのは当然のことです。無理に我慢する必要はありません。当院では「鎮静剤を使って眠っている間に受ける」という痛みに配慮した選択肢をご用意しています。
恐怖心で検査を先延ばしにし、がんの発見が遅れてしまうことこそが最大のリスクです。当院では鎮静剤を使用し、ウトウトしている間に検査が終わるようサポートを行っています。「こんなに楽ならもっと早く来ればよかった」と仰る患者様がほとんどですので、勇気を出して一度ご相談にいらしてください。
アニサキス症の可能性が非常に高いと考えられます。我慢せずに、至急「アニサキス緊急内視鏡(胃カメラ)」を行える医療機関をご受診ください。
アニサキスが胃の壁に突き刺さりアレルギー反応を引き起こすことで、のたうち回るような激痛が生じます。当院は飲食店が多い日本橋・人形町エリアや、神田・東京駅(八重洲)周辺からのアクセスも良く、急な激痛で駆け込まれるビジネスパーソンが後を絶ちません。可能な限り「即日検査・摘出」に対応しますので、まずはお電話で空き状況をご相談ください。
食後「数時間〜十数時間(平均して2時間〜10時間後)」に発症することが最も多いです。
例えば夕食でお刺身やお寿司を食べた場合、その日の深夜から明け方にかけて突然の激痛で目が覚めるパターンが典型的です。痛みが強くて眠れない場合は、我慢せずに翌朝一番での受診をおすすめします。
アニサキスは人間の体内では長く生きられないため数日で自然に死滅しますが、放置するのは推奨しません。稀に腸へ移動して「腸閉塞」などを起こす危険性があります。
理論上は放置しても死滅に向かいますが、それまでの数日間は痛みや吐き気に耐えることになります。また、胃を通り越して腸に侵入してしまうと、腸に穴が開いたり(穿孔)、腸閉塞を起こしたりして緊急手術が必要になるケースもあります。当院では鎮静剤を使用し眠っている間に摘出しますので、無駄な苦しみを耐え続ける必要はありません。
「みぞおち(おへその上あたり)」を中心に、数分おきに波のように押し寄せる「周期的な激痛」が走るのが大きな特徴です。
常に痛いわけではなく、痛みの波が来たり引いたりするのがアニサキスのサインです。ただし、ご自身で「アニサキスだ」と確信していても、胃潰瘍や急性胃炎、胆石発作など別の病気だったというケースも多々あります。いずれにせよ、胃カメラで直接中を見ればすぐに確定診断がつき、アニサキスであればその場で治療が可能です。
はい、可能です。胃カメラで虫体を見つけ次第、専用の器具(鉗子)でつまんでその場で摘出します。
アニサキスは摘出した瞬間に、嘘のように痛みがスーッと引いていくのが特徴です。見つかれば摘出の処置自体は数分で完了します。当院の専門医はアニサキス発見・摘出の経験が豊富ですので、患者様のご負担にならないようスピーディーかつ確実に処置を行います。
残念ながら、市販の胃薬や鎮痛剤、正露丸を飲んでもアニサキスの激痛を和らげる効果はほとんど期待できません。
市販薬で虫が死ぬことはありません。物理的に胃壁に噛み付いているため、胃カメラでの「摘出」が唯一の特効薬となります。「熱いお茶を飲む」「アルコールで消毒する」といった民間療法も全く効果がありませんので、薬で時間を浪費せず、早急に医療機関をご受診ください。
確実な予防法は「中心部まで十分な加熱(70℃以上、または60℃なら1分以上)」または「-20℃で24時間以上の冷凍」のいずれかです。
スーパーなどで「解凍」と記載されているお刺身は、一度冷凍処理されているため安全です。しかし、釣りたての魚や未冷凍の生魚にはリスクが伴います。なお、「よく噛んで食べる」「お酢・塩・醤油・わさびに漬ける」といった方法ではアニサキスは死滅しませんので、決して過信しないでください。
その可能性が高いです。「アニサキスアレルギー(アナフィラキシー)」の疑いがあり、息苦しさがある場合は至急、救急車を呼んでください。
胃痛がなくても、全身の蕁麻疹や呼吸困難、血圧低下などが出る場合は非常に危険な状態です。これは胃カメラで虫体を摘出しても治まらず、アレルギーに対する緊急治療が必要となります。一刻を争う事態ですので、迷わず救急外来を受診してください。なお、一度このアレルギーを発症した方は、以後は死滅したアニサキス(加熱や冷凍後)を食べてもアレルギー反応が起きるため、魚介類の摂取に注意が必要です。
当院では「鎮静剤」の使用と「高度な挿入技術」により、多くの方がほとんど痛みを感じずに検査を終えられています。
大腸カメラで痛みが出る主な原因は、腸が無理に引き伸ばされたり、空気が入って過度にお腹が張ったりすることです。当院では、腸を折り畳みながら優しく進める「軸保持短縮法」を採用し、さらにお腹に張りにくい「炭酸ガス」を使用することで、可能な限り苦痛を減らす工夫を徹底しています。
はい、当院では鎮静剤(麻酔)を使用し、ウトウトと眠っているようなリラックスした状態で検査を受けていただくことが可能です。
実際に当院で検査を受けられる方の9割以上が鎮静剤を選択されています。「過去に痛くて二度と受けたくないと思った」という方にも推奨しています。患者様の体格や不安の強さ、年齢に合わせて薬剤の量を細かく調整し、安全かつ苦痛のない検査環境の提供に努めております。
個人差はありますが、検査終了後30分から1時間程度お休みいただければ、意識はしっかりと戻ります。
検査直後は一時的に足元がふらつくことや眠気が残ることがあるため、当院に完備している専用のリカバリールーム(回復室)のベッドでゆっくりとお休みいただきます。完全に目が覚めて、安全にお帰りいただけることが確認できてからのご帰宅となります。
事故防止のため、鎮静剤を使用した当日の運転(車・バイク・自転車すべて)は厳禁とさせていただいております。
ご自身では「しっかり目が覚めた」と思っていても、気づかないうちに反射神経や判断力が低下している危険性があります。ご来院・ご帰宅の際は、必ずご家族の送迎や公共交通機関(電車・バス・タクシー等)をご利用ください。
当院では複数種類の下剤をご用意しており、飲みやすい味や量の少ないタイプをお選びいただけます。また、下剤を飲まない検査方法もご相談可能です。
過去に「2リットルの下剤が苦痛だった」という方もご安心ください。スポーツドリンク風味のものや、水やお茶を併用して下剤自体の量を減らせるタイプなどから選択できます。どうしても口から飲めない方には、胃カメラを利用して下剤を直接注入する「内視鏡的下剤注入法」のオプションもご用意しています。
はい、可能です。当院では患者様が安心して準備できるよう、専用の「院内下剤スペース」と「患者様専用トイレ」を完備しております。
ご自宅からクリニックまでの移動中に便意をもよおすのが不安な方や、初めてで下剤の飲み方に不安がある方は、院内で看護師のサポートを受けながら前処置(下剤の服用)を行っていただけます。便の状態もスタッフが確認しますので安心です。
前日は「素うどん」「おかゆ」「食パン(具なし)」「豆腐」など、白くて食物繊維を含まない消化の良いメニューをお召し上がりください。
野菜、きのこ類、海藻、こんにゃく、ゴマ、豆類などの食物繊維が多いものや、消化の悪い脂っこいものは腸に残りやすく、正確な検査の妨げになります。食事の準備がご不安な方には、当院で専用の「大腸カメラ検査食セット(前日3食分)」もご用意しております。
はい。普段から頑固な便秘がある方は、検査の2〜3日前から食物繊維の多い食べ物を控えるなどの食事調整をおすすめしています。
事前に便通を整え、水分を多めに摂っておくことで、検査当日の下剤が効きやすくなり、腸がきれいになるまでの時間も短縮できます。個人の排便状況に合わせて、事前に下剤の追加処方等もアドバイスいたしますので、事前診察の際にお気軽にご相談ください。
お尻の部分に小さなスリット(切れ込み)が入った専用の検査着(使い捨てパンツ)を着用していただくため、お肌の露出は最小限に抑えられます。
また、検査室に入るまでは上からズボンを履いていただく、検査室に入ってからも直前までバスタオルをお掛けするなど、お尻が見えるのはカメラを挿入する一瞬だけです。医師やスタッフも患者様の羞恥心に最大限配慮し、プライバシーが守られた環境で検査を進めますのでご安心ください。
生理中であっても、基本的には問題なく大腸カメラ検査をお受けいただけます。タンポンやナプキンを使用したままで大丈夫です。
経血が内視鏡検査に影響することはなく、専用の検査用パンツを着用していただくため周りを気にする必要もありません。ただし、生理痛がひどく体調が優れない場合などは無理をせず、日程変更のご相談も承ります。
カメラを入れている検査自体は15〜20分程度ですが、来院からお会計までの全体では約2〜3時間を見込んでください。
院内で下剤を飲まれる場合は、前処置(腸をきれいにする時間)に約2〜3時間かかります。その後、検査を実施し、鎮静剤からのリカバリー(休憩)と結果説明に約1時間かかります。当日はお時間に十分な余裕を持ったスケジュールでのご予約をお願いいたします。
簡単なお仕事は可能ですが、鎮静剤を使用した場合は集中力や判断力が低下するため、重要な業務は避けてください。
また、排便状況などにより時間が前後する場合もございますので、当日はお時間に十分な余裕を持ったスケジュールでのご予約をお願いいたします。年に一度の検査ですので、なるべくリラックスして体を休められる日をお選びください。
大腸カメラの合併症(出血や穿孔)が起こる確率は極めて稀ですが、ゼロではありません。特に「ポリープ切除」を行った際はリスクがわずかに上がります。
単なる観察だけの検査で事故が起きることはほとんどありません。当院では、経験豊富な消化器内視鏡専門医が細心の注意を払い、安全性を最優先した確実な手技を行っております。ポリープを切除する場合は、術後の出血リスクなどを考慮し、患者様への事前の説明と同意を徹底しています。
検査時に腸を膨らませるために入れた気体が残っているのが原因です。ガス(おなら)を出せば自然に治まります。
従来の「空気」を使う検査はお腹が張りやすかったのですが、当院では生体吸収性が極めて高い「炭酸ガス(CO2)」を使用しています。そのため、検査後のお腹の張りや鈍い痛みは速やかに解消されます。我慢せずにトイレ等でガスを出していただくと、より早く楽になります。
腸内に残っていた下剤や水分が排出されている状態です。数回出し切れば、通常は当日中から翌日には自然に治まります。
検査後もしばらく水っぽい便が続くことがありますが、一時的なもので異常ではありません。帰宅途中にトイレが不安な方は、院内で便意が落ち着くまでお休みいただいてからご帰宅いただくことも可能です。万が一、翌日以降も激しい下痢や血便が続く場合は、念のため当院までご連絡ください。
はい、可能です。当院では事前の同意をいただいた上で、検査中に発見したポリープをその場で同時に切除する「日帰りポリープ切除術」を行っています。
検査と治療を一度で済ませることで、後日改めて下剤を飲んで治療を受けるという患者様の負担を大きく減らすことができます。日本橋・人形町や神田・東京駅エリアでお勤めのお忙しい方にも、お仕事を長期で休む必要がない日帰り手術は大変推奨されています。※ポリープのサイズや状態によっては、安全を第一に考え高次医療機関をご紹介する場合があります。
大腸の粘膜には痛みを感じる神経(痛覚神経)がないため、ポリープを電気で切除する際にも痛みを感じることはありません。追加の麻酔も不要です。
「切る」「焼く」と聞くと痛そうに思えますが、髪の毛や爪を切っても痛くないのと同じ原理です。当院では鎮静剤(麻酔)や炭酸ガスを使用し、カメラの挿入や空気が入る際のお腹の張りも和らげながら治療を行いますですので、処置中も痛みを感じることなくリラックスした状態(眠っている状態)のまま完了します。
はい、危険性があります。大腸ポリープ(特に「腺腫」と呼ばれるタイプ)は将来がん化するリスクを持つ「大腸がんの芽」であるため、小さなうちに見つけて切除することが重要です。
大腸がんの大部分は、良性のポリープが数年かけて徐々に大きくなり、やがて悪性化することで発生すると言われています。つまり、良性のポリープの段階で切除してしまえば、将来の大腸がんを未然に防ぐことが期待できます。「ポリープ切除は有効ながん予防策」とお考えください。
ポリープを切除した場合、術後最大1週間程度は飲酒を控えていただきます。食事は数日間消化の良いものを中心とし、その後徐々に普段通りに戻していきます。
切除当日はおかゆや素うどんなど、胃腸に負担をかけない食事から始めていただきます。アルコールの摂取は血行を良くしてしまい、切除した傷口からの出血リスクを高めるため、最大で約1週間の禁酒をお願いしています。また、旅行や激しい運動、サウナ等も同様に制限がかかるため、検査の前後には重要なご予定(出張や飲み会など)を入れないようスケジュールをご調整ください。
切除後「約1週間以内」は、傷口から出血(後出血)するリスクがあります。便器が真っ赤に染まるような出血や、血の塊が何度も出る場合は、すぐにご連絡ください。
排便時にティッシュに血が少し付く程度や、便に少量の血が混じる程度であれば、安静にしていれば自然に止まることがほとんどです。しかし、出血量が多い場合は内視鏡による止血処置が必要となることがあります。当院では切除時に傷口をクリップで縫合(クリッピング)するなどの予防処置を徹底しておりますが、万が一の異常時には速やかに対応できる体制を整えています。
切除したポリープの数や大きさ、種類(病理検査の結果)によって異なりますが、一般的には「約1〜3年後」の再検査をおすすめしています。
一度ポリープができた方は「ポリープができやすい体質」や生活環境をお持ちの可能性があるため、別の場所に新たなポリープができることが珍しくありません。切除したポリープの組織を顕微鏡で調べる病理検査の結果を踏まえ、結果説明の際に消化器専門医が患者様に最も適した次回の検査スケジュールをご案内いたします。
はい、過敏性腸症候群(IBS)の「下痢型」の非常に典型的な症状です。
脳と腸は自律神経を通じて密接に関わっており(脳腸相関)、緊張やプレッシャーなどのストレスを感じると、腸が過剰な収縮(けいれん)を起こします。これは単なる「気の持ちよう」ではなく、腸が刺激に対して過敏になっている身体的な状態です。当院のある日本橋・人形町や東京駅周辺のビジネスパーソンにも大変多く、治療でコントロールが十分に可能な疾患です。
IBSは便の状態によって主に「下痢型」「便秘型」「混合型(交代型)」「分類不能型(ガス型など)」の4つに分類されます。
突然の腹痛と水っぽい便に襲われるのが「下痢型」、ウサギのフンのようなコロコロ便で排便困難を伴うのが「便秘型」、これらを数日ごとに交互に繰り返すのが「混合型(交代型)」です。また、お腹の張りや頻繁なおならに悩む状態は「ガス型」と呼ばれます。ご自身の便の形状や排便の頻度、伴う症状を問診で詳しくお伺いし、どのタイプかを診断して最適なアプローチを決定します。
IBSの治療は「症状をコントロールし、日常生活に支障がない状態を保つこと」を目標とします。近年は有効な処方薬が登場しており、大幅な症状改善が期待できます。
例えば「下痢型」に対しては、腸の異常な運動や知覚過敏を抑えるセロトニン受容体拮抗薬(イリボーなど)が非常に高い効果を示すことが多いです。他にも、腸内フローラを整える整腸剤や、便の水分を調整する薬、体質改善のための漢方薬などを患者様のタイプに合わせて組み合わせます。「市販の下痢止めが手放せない」という方こそ、専門医による処方をご相談ください。
大腸カメラ(内視鏡検査)を行い、「腸の粘膜に炎症や潰瘍などの目に見える異常があるかどうか」を直接確認することで確実に見分けます。
IBSは腸の「働き(機能)」の異常であり、粘膜自体はきれいで異常がありません。一方、潰瘍性大腸炎やクローン病といった指定難病では、粘膜に激しい炎症やただれ、出血が認められます。特に「血便」「発熱」「急激な体重減少」を伴う場合はIBSではなく炎症性腸疾患の疑いが強いため、早急な大腸カメラ検査が不可欠です。
腸の運動機能の乱れにより実際にガスが溜まりやすくなっている場合と、腸の知覚過敏により「通常のガス量でも苦しい」と感じてしまう場合があります。
対策としては、まずガスを発生させやすい食事(高FODMAP食など)を見直すことが有効です。その上で、ガスを吸収しやすくする薬(消泡剤)や、腸の働きを正常化する薬、腸内環境を整える治療を行います。「会議中にお腹が鳴る」「おならが我慢できない」という症状はデスクワークの方にとって非常に辛いものですので、一人で悩まずにご相談ください。
はい。症状が長引いており大腸カメラを一度も受けたことがない場合は、年齢に関わらず必ず一度は検査を受けるべきです。
IBSという診断は、大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患など「命に関わる器質的な病気が隠れていないこと」を確認して初めて確定します(除外診断)。「ただのIBS(ストレス)だと思っていたら大腸がんだった」というケースを防ぐためにも検査は極めて重要です。当院では鎮静剤を使用し、眠っている間に苦痛なく終わる大腸カメラを行っていますので、不安な方も安心してご相談ください。
早期の大腸がんは「ほぼ無症状」であることが多く、便が細くなる症状はがんが進行して腸を塞ぎかけているサインの可能性があります。
血便や腹痛といった症状が出た段階では、すでにがんが進行しているケースが少なくありません。「便が鉛筆のように細い」「残便感がある」「下痢と便秘を繰り返す」などの便通の変化は要注意のサインです。症状が出るのを待つのではなく、自覚症状がないうちに定期的な大腸カメラ検査を受けることが、早期発見の最も有効な手段となります。
ご自身の症状や血液の色だけで、痔からの出血か大腸がんからの出血かを確実に見分けることは困難です。
「鮮やかな赤色は痔」「黒っぽい血はがん」という通説がありますが、これはあくまで目安に過ぎません。特に直腸がんからの出血は痔の出血と非常に似ており、「ただの痔だと思っていたら進行がんだった」というケースが後を絶ちません。自己判断して放置せず、大腸カメラ(内視鏡検査)を行えば、痔、ポリープ、がんのいずれであるかをその場ではっきりと診断できます。
自覚症状がなくても、大腸がんのリスクが上昇し始める「40歳」を迎えたら、一度は大腸カメラ検査を受けることを強く推奨します。
40代以降は、がんの芽となる「大腸ポリープ」ができやすくなる年代です。当院のある日本橋・人形町エリアや神田・東京駅(八重洲)周辺の企業にお勤めの方も、40歳の節目検診や人間ドックをきっかけに初めて検査を受け、ポリープが見つかるケースが非常に多く見られます。大腸がんを未然に防ぐため、まずは40歳での受診をご検討ください。
便潜血検査だけで大腸がんを完全に見つけることはできません。確実な診断と早期発見・予防のためには「大腸カメラ検査」が必要です。
便潜血検査はあくまで出血の有無を調べる「ふるい分け」の検査であり、出血を伴わない早期がんやポリープは見逃されてしまうリスクがあります。また「1回陽性で、2回目は陰性だったから大丈夫」という自己判断は大変危険です。大腸カメラであれば、腸の粘膜を直接観察し、がんになる前のポリープをその場で切除して将来の大腸がんを予防することも可能です。
最終的なステージは、がんの「腸壁への深さ」とCT等による「転移の有無」を総合して決まります。大腸カメラの段階では「深さ」をある程度予測することが可能です。
大腸カメラ検査時に拡大内視鏡などを用いて観察することで、がんが粘膜のどの程度の深さまで到達しているか(深達度)を評価します。ステージ0や早期のステージIであれば、お腹を切らずに内視鏡治療だけで完治を目指せる可能性が高くなります。必要に応じて連携病院で追加検査を行い、正確なステージと最適な治療方針を決定します。
ご家族に大腸がんの方がいる場合はリスクが高まるため、そのご家族が「がんを発症した年齢より10歳若い年齢」から、または「30代」から定期検査を始めるのが一つの目安です。
大腸がんは遺伝的な要因が強く影響する疾患の一つです。「自分はまだ若いから大丈夫」と過信せず、早めに一度内視鏡検査を受け、がんの芽であるポリープがないかを確認しておくことが安心につながります。その後の適切な検査間隔(1年後、3年後など)については、検査結果をもとに消化器専門医があなたに最適なスケジュールをご提案いたします。
はい、可能性が十分にあります。潰瘍性大腸炎は20代〜30代の若い方に非常に多く見られる疾患です。
「若いから痔だろう」といった自己判断での放置は禁物です。下痢や粘血便(ドロッとした血便)、残便感などが続く場合は、年齢に関わらず炎症性腸疾患(IBD)が強く疑われます。早期発見・早期治療が重症化を防ぐ鍵となりますので、症状が続く場合は速やかに消化器内科をご受診ください。
「一時的な細菌やウイルスの感染(感染性)」か、「ご自身の免疫の異常による慢性の炎症(IBD)」かという決定的な違いがあります。
食中毒などの感染性腸炎は、通常数日から1〜2週間程度で自然に治癒へ向かいます。一方、潰瘍性大腸炎やクローン病は自身の免疫が腸の粘膜を攻撃してしまう病気であり、自然には治りません。「1ヶ月以上お腹の不調や下痢・血便が続く」といった場合は単なる腸炎ではない可能性が高いため、大腸カメラ(内視鏡検査)による正確な診断が必要です。
原則として、症状が落ち着いている「寛解(かんかい)期」であっても、再燃を防ぐために基本薬(5-ASA製剤など)の服用を継続することが推奨されます。
潰瘍性大腸炎は症状が治まっても腸内に見えない炎症が残っていることが多く、自己判断で薬をやめると高確率で症状が再発(再燃)してしまいます。「お薬さえ飲んでいれば健康な方と変わらない生活」を送れる疾患ですので、通院を途切れさせないことが重要です。当院は日本橋・神田・東京駅エリアからのアクセスが良く、お忙しいビジネスパーソンでも無理なく治療を継続できる環境を整えています。
クローン病は小腸から大腸まで広範囲に炎症や潰瘍が起こるため、食べ物の消化・吸収機能が著しく低下し、体重減少や栄養障害を引き起こしやすくなります。
「しっかり食べているのに痩せていく」「微熱が続く」「痔瘻(お尻の周りに穴があく)」などはクローン病の要注意サインです。腸を休ませて炎症を抑えるため、脂質や食物繊維を控えた消化の良い食事療法や、成分栄養剤(エレンタールなど)の摂取が必要になる場合があります。胃カメラと大腸カメラを組み合わせて消化管全体を調べ、専門医が適切な治療と食事指導を行います。
出血の原因が痔なのか、大腸の粘膜の炎症(潰瘍性大腸炎など)なのかを確実に突き止めるには、「大腸カメラ検査(下部内視鏡検査)」が必須です。
痔の出血は排便時にポタポタと落ちる鮮血が多いのに対し、潰瘍性大腸炎などのIBDでは下痢や粘液(ドロっとした白いもの)を伴う血便が便全体に混ざる傾向があります。しかし、症状だけでは正確な見分けが困難なケースも多々あります。大腸カメラで腸の中を直接観察し、必要に応じて組織を採取して調べる(生検)ことで、的確な診断と治療のスタートが可能になります。
20代や30代の若い方であれば、統計的には大腸がんよりもIBD(潰瘍性大腸炎やクローン病)の可能性が高いと考えられますが、若年性大腸がんのリスクもゼロではありません。
近年は食生活の変化などにより、若い方の大腸がんも増加傾向にあります。IBDであっても大腸がんであっても、「若いから大丈夫だろう」と放置せず早期に発見・治療することが最も重要です。血便や慢性的な下痢が続く場合は、年齢を理由に過信せず、鎮静剤を使用して苦痛を抑えた大腸カメラ検査で白黒はっきりさせることを強くお勧めします。
目安として「3〜4日以上」お通じがなく、お腹の張りや腹痛などの苦痛を伴う場合は、専門である「消化器内科(胃腸科)」をご受診ください。
毎日排便がなくても苦痛がなければ必ずしも便秘とは限りませんが、腹部膨満感や痛みを伴う場合は治療が必要な「便秘症」という立派な病気です。また、「急に便秘になった」「便が細い」「血が混じる」といった場合は、大腸がんなどの疾患が隠れている可能性もあります。市販薬で無理に出す前に、まずは消化器内科で腸の中で何が起きているかを確認しましょう。
センナやコーラックなどの「刺激性下剤」は、毎日飲み続けると腸が疲弊して自力で動かなくなり、クセ(耐性)になりやすいため注意が必要です。
市販の刺激性下剤は一時的な使用には有効ですが、常用すると大腸の粘膜が黒くなる「大腸メラノーシス」を引き起こし、さらに薬が効かなくなる悪循環に陥ります。現在は、便に水分を集めて柔らかくする薬や、腸の働き自体を整える薬など、毎日飲んでもクセになりにくい安全な処方薬が多数登場しています。当院にご相談いただき、「痛くない、クセにならない便秘治療」へシフトしましょう。
「3日以上」下痢が続く場合や、「血便」「発熱」「激しい腹痛」「吐き気」を伴う場合は、自己判断で様子を見ず、早急に医療機関を受診してください。
一過性のウイルス性腸炎などであれば数日で自然に治まりますが、長引く場合は細菌性腸炎や、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患(IBD)が隠れている可能性があります。特に脱水症状が激しい場合や血便が見られる際は非常に危険です。無理に市販の下痢止めを飲むと、かえってウイルスや細菌を腸内に留めて悪化させることがあるため、まずは消化器内科で適切な診断と処方を受けましょう。
「過敏性腸症候群(IBS)」による胃・結腸反射の過剰反応が強く疑われますが、ポリープや炎症など他の病気が隠れている可能性もあります。
食べ物が胃に入ると腸が動く反射が過敏になり、すぐにトイレに駆け込んでしまう症状は、ストレスや自律神経の乱れからくるIBS(下痢型)によく見られます。生活の質を大きく下げる辛い症状ですが、適切なお薬でコントロールが可能です。ただし、大腸がんや炎症性腸疾患でも似た症状が出ることがあるため、まずは大腸カメラで「腸に目に見える異常がないこと」を確認することが大切です。
過敏性腸症候群(IBS)の混合型でも見られますが、便秘と下痢を繰り返す「交代性便通異常」は、大腸がんの進行を示す重要なサインの可能性もあります。
大腸がんが大きくなって腸の通り道が狭くなると、便が詰まって「便秘」になり、その後、溜まった液状の便が隙間から溢れ出して「下痢」になる、という状態を繰り返すことがあります。単なるストレス(IBS)だと自己判断して放置するのは大変危険です。年齢に関わらず、このような症状がある場合は大腸カメラ検査を受け、重大な病気が隠れていないか確認することを強く推奨します。
出口で便が固まってしまった際の「一時的な非常手段」としては有効ですが、常用すると直腸の感覚が鈍り、自力で排便できなくなる恐れがあるため注意が必要です。
市販の浣腸を使い続けると、「浣腸の強い刺激がないと便意を感じない(直腸性便秘)」という状態に陥りやすく、クセになってしまいます。浣腸に頼らざるを得ない状態は、排便サイクルが崩れている証拠です。まずは消化器内科を受診し、便を柔らかくする内服薬などで根本的な便秘治療(排便のリハビリ)を始めることが、自然なお通じへの近道です。
はい、自覚症状が全くなくても、大腸カメラによる精密検査は必ず受けてください。
早期の大腸がんや前がん病変であるポリープは、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。便潜血検査は「目に見えない微量な出血があるか」を調べるもので、出血の原因が痔なのか、ポリープなのか、がんなのかまでは分かりません。これを突き止めるには大腸カメラで直接腸内を見るしかありません。「再検査(もう一度検便をやり直す)」は意味がないため、通知が届いたらすぐに内視鏡検査のご予約をお取りください。
一般的に、便潜血陽性となった方の「約50%」に大腸ポリープが、「約3〜5%(約20〜30人に1人)」に大腸がんが見つかると言われています。
「たった数パーセントのがん」と思うかもしれませんが、医療の観点からは決して低い確率ではありません。逆に言えば、検査さえ受ければ残りの多くの方は安心を得られます。また、がんの芽となる「大腸ポリープ」が見つかった場合、当院ならその場で切除(日帰り手術)が可能ですので、将来のがん予防にも直結します。
「痔の出血だと思い込んで放置していたら、実は進行した大腸がんが隠れていた」というケースが後を絶たないため、自己判断での放置は極めて危険です。
普段から痔の症状がある方は血便に慣れてしまっているため、がんからの出血を見逃しがちです。「痔もあるし、がんもある」という状態が一番怖いパターンです。医師であっても、内視鏡を使わずに「これは100%痔の血だ」と断定することはできません。自己判断せず、大腸カメラで「がんによる出血ではないこと」をしっかり確認しましょう。
明確な期限はありませんが、結果が届いてから「1〜2ヶ月以内」を目安に、なるべく早く精密検査の受診計画を立てることを強くお勧めします。
明日すぐに手遅れになるというわけではありませんが、半年〜1年も放置してしまうと、もしがんがあった場合に進行してしまうリスクが高まります。当院のある日本橋・神田・東京駅エリアのビジネスパーソンは、繁忙期と重なると後回しにしがちです。通知を見たら忘れないうちに、まずは「受診予約」だけでも確保していただくのが安心です。
はい、必要です。2回の検便のうち「1回でも陽性」が出た時点で精密検査の対象となり、大腸カメラを受けるのが鉄則です。
がんやポリープからの出血は毎日出ているわけではなく、便とこすれた時などに出たり止まったりします。「1回目は陽性、2回目は陰性」というのは、「たまたま2回目の便には血が混ざっていなかっただけ」の可能性が高く、病気がないという証明にはなりません。もう一度検便をやり直すことも推奨されませんので、必ず大腸カメラ検査に進んでください。
「WEB予約で空き状況がすぐ分かる」「内視鏡専門医が在籍し、検査枠(検査室・ベッド数)が多い」「土日も検査を行っている」クリニックを探すのがポイントです。
健康診断のシーズン(秋〜冬にかけて)などは、多くの病院で数ヶ月待ちになることがあります。当院では内視鏡の検査枠を最大限に確保しており、24時間WEBからご予約の空き状況をご確認いただけます。平日はお仕事で休めないという方も、土日診療(内視鏡枠)を早めに活用して、早期に不安を解消してください。
多くは痔による出血ですが、直腸がんなど大腸の病気が隠れている可能性も十分にあります。「鮮血だから痔だろう」という自己判断は極めて危険です。
「鮮やかな赤だから痔だろう」という思い込みが、大腸がんの発見を遅らせる最大の原因となっています。肛門に近い直腸がんからの出血は、痔の出血と見分けがつきません。当院では消化器内視鏡専門医が必要に応じて大腸カメラ検査を行い、出血の原因が痔なのかがんなのかを確実に診断します。
初期のいぼ痔であれば市販薬で症状が改善することもありますが、お尻から飛び出しているような進行したいぼ痔が市販薬で完全に治癒することはありません。
市販の軟膏や座薬は「痛みや腫れ、出血」などの症状を一時的に抑える対症療法であり、イボそのものを消してなくす効果はありません。進行度によっては注射での治療や手術が必要になる場合もあるため、まずは専門医による正しい診断を受け、ご自身の状態(ステージ)に合った治療を始めることが改善への第一歩です。
はい、至急ご受診ください。いぼ痔が出たまま戻らなくなった状態は、血流が滞って激痛を伴う「嵌頓(かんとん)痔核」を引き起こす恐れがあり非常に危険です。
「自然に戻る」「指で押し込めば戻る」という段階であれば、お薬等でコントロールできる場合も多いですが、全く戻らなくなりパンパンに腫れ上がっている場合は緊急事態です。放置すると組織が壊死してさらに激しい痛みを伴い、歩くことすら困難になるため、手遅れになる前に速やかに肛門科を受診してください。
適切な軟膏や内服薬を使用すれば数日〜1週間程度で痛みは和らぎますが、根本的な「便秘(硬い便)の改善」を行わなければ慢性化して一生繰り返してしまいます。
切れ痔(裂肛)の最大の原因は硬い便です。「痛いから排便を我慢する→便がさらに硬くなる→また切れて激痛が走る」という悪循環に陥ると、傷口が深くえぐれて手術が必要になることもあります。お尻に薬を塗るだけでなく、便を柔らかくする内服薬でコントロールすることが、慢性化を防ぎ痛みのない生活を取り戻すカギとなります。
直腸と肛門の周辺に膿のトンネルができる病気です。市販薬で治ることはなく、長期間放置すると稀に「痔ろうがん」を発生するリスクがあるというのは事実です。
肛門の奥に細菌が入り込んで化膿し、お尻の皮膚を破って膿が出るのが痔ろうです。これは構造的な問題であるためお薬では治癒せず、根本的な治療には手術が必要です。お尻の周りが腫れて熱をもったり、膿で下着が汚れたりする場合は早急な診断が必要です。(※当院では痔ろうの手術は行っておりませんので、必要に応じて適切な専門医療機関をご紹介いたします。)
急にできた青紫色の痛いしこりは「血栓性外痔核(血豆)」の可能性が高いです。炎症が強く激痛がある急性期は「温めず、安静にする」のが正解です。
過度な疲労や冷え、長時間のデスクワーク、飲酒などが引き金となり、肛門の縁の血管に血豆が詰まった状態です。無理にお風呂で温めると血流が良くなりすぎてかえって痛みが強くなることがあります。通常はお薬による保存的治療で徐々に吸収されますが、痛みが強すぎて座れない場合は、局所麻酔をして血豆を摘出する簡単な処置で劇的に楽になります。
診察はベッドに横向きに寝て両膝を抱え込む「シムス位」という姿勢で行います。バスタオルをかけるため、お肌の露出は最小限で済みます。
「お尻を丸出しにするのではないか」と恥ずかしさから受診をためらう方が多いですが、診察室ではプライバシーに最大限配慮しています。診察自体は数分で終わり、潤滑ゼリーを使って痛みが極力出ないように丁寧に行いますので、どうぞ安心してご来院ください。
はい、十分にあり得ます。毎日の排便時の出血が少しずつでも長期間続くことで、深刻な貧血(鉄欠乏性貧血)を引き起こすケースは少なくありません。
「たかが痔の出血」と侮ってはいけません。毎日スプーン1杯程度の出血でも、数ヶ月続けば立ちくらみ、めまい、動悸、息切れなどの重い貧血症状が現れることがあります。また、出血の原因が痔ではなく大腸がんである可能性も否定できないため、出血が続く場合は早急に医療機関で検査と止血治療を受けてください。
「いぼ痔が常に出たまま戻らない」「出血がひどく貧血になる」「痛みが強く日常生活や仕事に支障をきたしている」場合などが、手術等の積極的治療を検討する主なタイミングです。
痔の治療の基本は、お薬や排便習慣の改善による保存的治療です。しかし、それらを続けても症状が改善せず、QOL(生活の質)が著しく低下している場合は治療のステップアップが推奨されます。当院では患者様のご希望を最優先し、いきなり手術を強くお勧めすることはありません。まずは現在の状態を正しく評価し、最適な選択肢をご提案いたします。
「現在の体重から7〜10%の減量」が最も効果的な改善策です。特効薬よりも、糖質を控えた食事と、1日30分以上の有酸素運動の習慣化が基本となります。
食事の工夫としては、ご飯やパン、麺類、甘い飲み物などの「糖質」を減らし、肉や魚、大豆製品などの良質なタンパク質を摂るよう心がけてください。運動については、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を「1回30分・週3回以上」行うことで、肝臓に蓄積した脂肪が燃焼しやすくなります。当院では「ただ痩せてください」と言うだけでなく、患者様のライフスタイルに合わせた無理なく継続できる改善プランを一緒に考えていきます。
アルコールが原因の脂肪肝であれば禁酒が理想ですが、まずは「適量」に減らし、週に2日の「休肝日」を設けることから始めるのが現実的です。
厚生労働省が推奨する「節度ある適度な飲酒」の目安は、1日あたり純アルコールで約20gです。これはビールなら中瓶1本(500ml)、日本酒なら1合、ウイスキーならダブル1杯程度に相当します。ただし、すでに肝機能の数値が悪い方や女性は、より少ない量が推奨されます。また、最近は「お酒を飲まない方の脂肪肝(MASLD)」も急増しているため、お酒の量だけでなく一緒に食べるおつまみ(糖質・脂質)の見直しも重要です。
はい、そのリスクは十分にあります。脂肪肝を放置すると、自覚症状が全くないまま肝臓が硬くなる「肝硬変」や、さらには「肝がん」へと進行する恐れがあります。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気がかなり進行するまで痛みなどのサインを出しません。単なる脂肪肝だと思っていても、そのうちの約10〜20%は炎症や線維化(肝臓が硬くなること)を伴う脂肪肝炎(MASH)へと移行し、放置すれば数年〜十数年単位で肝硬変、肝がんへと進行するリスクが潜んでいます。「たかが脂肪肝」と放置せず、症状がないうちから定期的に血液検査や腹部エコー検査を受け、進行を防ぐことが非常に重要です。
「基準値を少し超えただけ」であっても体質と片付けず、消化器内科をご受診ください。特にALT(GPT)が「30 U/L」を超えている場合は、肝臓に負担がかかっているサインです。
ASTやALTは肝臓の細胞が壊れた時に血液中に漏れ出す酵素であり、γ-GTPはアルコールの飲みすぎや胆道系の異常などで上昇します。「お酒を飲んでいないから体質だろう」と思い込んでいても、非アルコール性の脂肪肝炎や、B型・C型肝炎ウイルスなどが隠れているケースが多々あります。当院は日本橋・人形町エリアはもちろん、神田・東京駅周辺のオフィス街からもアクセスしやすい立地です。健診結果で「要経過観察」や「要精密検査」の判定が出たら、自己判断で放置せずに一度ご相談ください。
見つかった胆嚢ポリープの90%以上は良性の「コレステロールポリープ」であり、がん化する危険性は極めて低いです。基本的には定期的なエコー検査での経過観察で問題ありません。
ただし、残り数%の中に将来がん化するリスクを持つ「腺腫(せんしゅ)」や、すでに「早期の胆嚢がん」が混ざっている可能性があります。これらは超音波(エコー)検査で形や大きさをチェックすることである程度の鑑別が可能ですが、時間とともに大きくなることもあるため、「異常なし」と自己判断して放置せず、医師の指示通り(一般的には年1回)の定期的なエコー検査を継続することが重要です。
一般的に、ポリープの大きさが「10mm(1cm)」を超えると悪性(がん)が混ざっているリスクが高まるため、胆嚢を摘出する手術が強く検討されます。
大きさだけでなく、形も重要な基準となります。10mm以下であっても、ポリープの根元が広く盛り上がっている「広基性(こうきせい)」のものや、定期検査のたびに「急速に大きくなっている」ものは、がんを疑うサインとなるため精密検査や手術の対象となることがあります。当院では高精細なエコー機器を用いて正確にサイズと形状を評価し、適切な治療方針をご提案します。
基本的には症状(腹痛など)を引き起こしやすい「胆石」の治療や管理が優先されます。ただし、両方が併発している場合、ポリープの診断が難しくなるため通常より慎重な経過観察が必要です。
胆石は放置すると激痛(胆石発作)や重篤な胆嚢炎を引き起こすリスクがあるため、症状があれば胆嚢摘出手術の対象となります。一方のポリープは無症状であることがほとんどです。胆石とポリープが両方あるからといって直接的に「がんになりやすい」という明確な証拠はありませんが、石の陰に隠れてポリープの変化が見えにくくなったり、胆石による慢性の炎症が影響したりすることがあるため、より精密な画像検査が必要になる場合があります。
「右の肋骨の下(右季肋部)を強く押すと痛い」「右肩や背中に抜けるような痛みがある」ことに加え、「38度以上の高熱」や「寒気(悪寒)」がある場合は急性胆嚢炎のサインです。今すぐ受診してください。
単なる腹痛や胃もたれと違い、息を深く吸い込んだ時に右脇腹の痛みが強くなって息が止まる(マーフィー徴候)のが急性胆嚢炎の大きな特徴です。これを自宅で我慢して様子を見ていると、胆嚢が破裂(穿孔)したり、全身に菌が回る敗血症を引き起こしたりする命に関わる危険な状態になります。右上の激しい腹痛と発熱がセットで現れた場合は、迷わず救急対応の可能な医療機関を受診してください。
「脂っこい食事(天ぷら、焼肉、中華料理など)」や「過食」をした数時間後、特に夜間から深夜にかけて発作が起きやすいのが特徴です。
食べた脂質を消化するために、胆嚢が強く収縮して胆汁を押し出そうとします。その勢いで中の胆石が胆嚢の出口(胆嚢管)にガッチリと詰まってしまうことで、のたうち回るような激痛(疝痛発作)が起こります。すでに胆石があると診断されている方は、発作を防ぐために「脂質の多い食事を控える」「暴飲暴食をしない」ことが最も有効な予防策となります。接待などでやむを得ない場合も、腹八分目を心がけてください。
残念ながら、早期の膵臓がんには特徴的な初期症状はほとんどありません。背中や腰に痛みなどの自覚症状が現れる頃には、すでに病状が進行している可能性があります。
「左側の背中や腰が痛い」という原因の多くは筋肉痛や整形外科的な疾患ですが、それに加えて「食欲が落ちた」「体重が減った」「白目や皮膚が黄色くなる(黄疸)」などの症状が伴う場合は特に注意が必要です。症状が出る前の早期段階で発見するためには、定期的な腹部超音波(エコー)検査などを活用することが極めて重要になります。
「血縁者に膵臓がんの方がいる」「長年の喫煙や大量の飲酒習慣がある」ことに加え、「急な糖尿病の悪化・発症」は最大の危険信号です。
特に、糖尿病と新たに診断された方や、安定していた血糖値が急にコントロールできなくなった方は、それが膵臓からのSOSである可能性が指摘されています。これらのハイリスク群に当てはまる方は、まずは腹部超音波検査(エコー)や血液検査を受け、必要に応じて連携病院での腹部CTやMRI(MRCP)、超音波内視鏡(EUS)などのより精密な検査へ進むことが早期発見の鍵となります。
急性膵炎の疑いが強く、命に関わる重症化リスクもあるため、至急医療機関を受診すべき緊急事態です。
大量の飲酒や脂っこい食事、または胆石などが引き金となり、膵臓が分泌する消化液(膵液)で自身の膵臓を溶かしてしまうのが急性膵炎です。「うずくまるほどの激痛」や「嘔吐」があり、水分も摂れないほどの状態であれば、夜間・休日を問わず救急対応が可能な病院を直ちに受診してください。
アミラーゼ高値は唾液腺の異常でも起こりますが、膵臓へのダメージ(膵炎や膵臓がんなど)を示している可能性もあるため、自覚症状がなくても必ず消化器内科で再検査を受けてください。
健康診断で指摘されやすい項目ですが、数値が高いという結果だけでは「一時的な体質的なもの」か「治療が必要な病気」かを区別することはできません。当院は日本橋・人形町エリアや神田・東京駅周辺のオフィス街からもアクセスしやすく、お仕事の合間に再検査(血液検査や腹部エコー検査)を受けやすい立地です。健診結果を放置せず、一度詳しくお調べすることをお勧めします。
IPMNなどの膵嚢胞(すいのうほう)は、将来的に膵臓がんへと進行するリスクを持つ「がん化する可能性がある水ぶくれ」です。良性であっても定期的な経過観察が絶対に必要です。
発見された時点では良性(がんではない)と診断されても、長い年月をかけてがん化したり、袋とは別の場所に膵臓がんを併発したりする危険性があります。「今は手術の必要がないから大丈夫」と決して放置せず、専門医の指示に従い半年から1年ごと(嚢胞の状態により異なります)にMRIや超音波検査を受け、変化を見逃さないことが命を守るために非常に重要です。
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